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2012年5月10日木曜日

PCを安く買う方法(追記:掘り出し物の検証)

1シーズン前の商品を狙え!と書いたが
ネット上には時々それ以上前の商品が出ている場合も多い。
その場合、その商品は果たして買いか否かの判断はどうしたら良いか?

例えば紹介したNECダイレクトに今日(2012/5/10)時点で紹介されて在庫があるのは、
LaVie G(タイプS、Celeron、スターリーブラック、Office Personal 2010)
66,990円
LaVie G(タイプS、Core i3、シャンパンゴールド、Office Personal 2010)
85,890円
の2つ
両方とも去年の秋モデルだ。

最新のOFFICE付きでこの価格はお買い得っぽい。

ぱっと見、違いはボディーカラーとメモリが4GBか8GBかくらいだ。
はたしてそこに16000円くらいの違いはあるのか?
ていうか、安い方を買っても大丈夫なのか

PCの性能を主に決めるのは
CPU(中央演算処理装置)の性能と、メモリとHDDの大きさの3点
(こまごました点は他にもあるけどね)

メモリは作業をしている机の上の広さ
これが狭かったり
常駐ソフトがたくさん出しっぱなしにしてあると能率が落ちる。

HDDの大きさは引き出しの広さ
これがいっぱいになるとデータの保存ができなくなる。
HDD自体どんどんサイズが巨大化しているけど
扱う情報も、テキスト→音声→写真→動画
とサイズアップしてきているので
大きければ大きいほどいい。
でも、後から外付けHDDを買って繋げることもできるし
最近はクラウドにあげちゃうのもありだ。

この2つは数字ですぐわかるからいいけど
あと1つ、その机で作業している人の頭の良さを測る
CPUの性能が問題だ。
確かに○.○GHzみたいな数値(クロック周波数)は出てるけど
これだけでは実はCPUの性能は分らない。
ほら、人間だっているでしょ、頭の回転は速いけど賢くない人(笑)

CPUの性能は、ちょっと面倒くさいけどこのページで調べてください。
http://hardware-navi.com/cpu.php?NOS=&Company=&Type=&Order=PassMark&Brand=&Cores=&Socket=

さっきのNECのページの奴を商品詳細から調べてこのページで検索すると
上が、Celeron B800だから性能スコアは1836
下が、Core i3-2330Mだから性能スコアは3651
1000が基準だから、上はちょっと「非力」な感じである。

DELLと比較しよう。
同じ液晶サイズのラインアップで
http://www.dell.com/jp/business/p/vostro-laptops?ref=jajp-eb-lt
Vostro 1540のCeleron搭載モデルにOfficePersonalを選んでメモリを最大の3GBにすると(OfficePersonalとは要はWORD+EXCELのこと)
62,555円でCPUの性能スコアは2083
(HDDがNECの半分の320GB)

同じくVostro 1540のCore i3搭載モデルにOfficePersonalを選んでメモリを最大の4GBにすると
69,130円でCPUの性能スコアは3099になる
(これもHDDがNECの半分の320GB)

ということでNECの高い方の3651がそれほどでもないことが良く分る。
ほっとくと松が梅になるってのはこのことです。

僕だったら、この中ならDELLCore i3にあと5000円出して
Home and Business 2010にしてパワーポイントも手に入れるかな。
必要なら、差額で後から充分外付けHDD買えそうだし。

そうそう最後にメモリの点で注意。
今のWindowsには32ビットと64ビットの2種類あって
これってCPUが計算するときの1回に乗れるバスの定員みたいなもんなんだけど
(クロック周波数はピストン輸送する時の往復にかかる周期のこと)
32ビットだとメモリが3.2GBまでしか使えません。
色々と裏技あるけど、4GB以上積む時は必ず64ビットにしてください。
ただし64ビットを選ぶと、たま~に周辺機器
特にプリンタが使えなくなったりすることがあるので
自分の使っているプリンタメーカーのホームページに行って
買おうとしているOSの64ビット版のドライバがあるかどうか調べてくださいね。

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